

かぶと虫の杜
プロジェクト
かぶと虫の杜プロジェクトは
筑後地域の自然環境を守る活動を
子ども達、青少年と発信するプロジェクトです。

かぶと虫を通して、
地域の自然環境を考える
写真は高良大社の社殿入口の参道の脇にある昆虫碑です。
モニュメントの蝶は高良山で発見された突然変異のアゲハ蝶「コーラサナ」です。
100年前の高良山は高良大社の杜(森)として自然林の巨木、クヌギ等が茂る自然林の山でした。 其処にはオオムラサキやアゲハ蝶が飛び、かぶと虫や各種昆虫が住む山でした。
地域に住む人々も、高良山は筑後の一の宮の高良大社の神の森として。 神社仏閣を維持する材料を供給する、地域の炭や薪などの燃料が得られる森として維持管理をしていました。
昔の森に戻すことは出来ませんが、かぶと虫を通して、子ども、青少年達と共に、地域の人々が憩える豊かで多様な森、高良山、耳納山の自然環境を学び、素晴らしい自然を残したい。

シニアが子ども、青少年達と地域の自然環境、歴史を学ぶ
写真は高良山山麓の道路建設
中に発掘された縄文遺跡です。
クヌギのどんぐりを湧水地に
貯蔵していました。 大量のどんぐりと貯蔵用の精巧な編み籠。 どんぐりの粉を作る石の鉢とスリコギなども発見されています。 別の場所にはどんぐりを餌とする動物を捕獲する大量の落とし穴も発見されています。
飛鳥時代には高良山を山城
として、山を周回する石垣
神籠石を築いた有力者がい
ました。 南北朝時代、戦国時代に築かれた山城跡、明治維新後の神仏分離で仏教伽藍が破壊されましたが、中世の神仏習合期以降は山岳密教の霊山として栄え、のちには天台の一千僧徒が奉仕し、山内には二十六寺三百六十坊の跡があります。
この高良山の古代からの自然と歴史を子ども、青少年達と学びます。


シニアネット久留米は地域で元気に、楽しく活動する
シニアの集まり
シニアネット久留米は
インターネットを通じ、会員の生きがい作り・仲間作りを支援することにより、シニアの豊かな生活、健全な街づくり、子供たちの健全育成、国際交流等を推進し、もって住みやすい社会環境づくりに寄与することを目的としています。
シニアネット久留米・活動の合言葉
《奉仕されるより奉仕しよう 》
シニアネット久留米が10年以上続けて来た「かぶと虫教室」を発展させ、持続可能な運動として、地域市民、子ども達、高校生、大学生の若者とシニアが地域の自然環境、地域の歴史を学び、交流する場として「福岡県青少年アンビシャス運動」支援の会が実施する「子どもがアンビシャスになるような優れて先進的な活動に対する助成事業」に申請し、採択されました。
皆様のご協力をお願いします。連絡先は最後に記載しています。